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ビジャの移籍金が破格になった理由

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アトレティコ2選手の優先交渉権を獲得していた

 この夏、FWダビド・ビジャはバルセロナからアトレティコ・マドリーへ移籍した。この取引における移籍金が注目されたが、値段の安さには明確な理由があった。バルセロナのスポーツ部門の副会長であるジョゼップ・マリア・バルトロメウ氏が明かしている。

 スペイン代表のビジャを獲得するため、アトレティコがバルセロナに支払う額は510万ユーロだった。あまりにも安すぎる移籍金は周囲を驚かせたが、この取引には、アトレティコに所属する2選手の優先交渉権が含まれていたとのことだ。

 ビジャの移籍決定当初から、優先交渉権の存在はまことしやかにささやかれてきた。中でも話題になったのが、3日にアトレティコとの契約延長が発表されたMFオリベル・トーレスだ。

 しかし、スペイン『ムンド・デポルティボ』の見解は異なる。

 同メディアは、「バルセロナがオリベルに興味を持っていたことに触れないわけにはいかない。が、優先交渉権を得た2選手はラージョにレンタル移籍中のMFサウール・ニゲスとDFハビ・マンキージョだ」と伝えた。

 バルセロナが優先交渉権を獲得した2人の価値が、ビジャの移籍金を補うものになるのか。アトレティコの若手選手の飛躍にも注目が集まる。

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