ブラジルW杯欧州予選が10日に各地で行われ、D組のオランダは2節を残しての首位通過を確定させ、W杯本大会出場を決めた。2-0で勝利したアンドラ戦で2得点の活躍をみせたFWロビン・ファン・ペルシーは「かなりタフな試合だったけど、幸運にも後半に僕が2点を挙げることができた。あれで仕事は片付いたよ」と試合を振り返った。

　今試合で2得点を決めたV・ペルシーは、代表で79試合目の出場にして通算得点記録を38得点に伸ばした。現オランダ代表アシスタントコーチであるパトリック・クライファート氏の持つ歴代通算最多得点記録に、あと2点と迫った。

　V・ペルシーは「彼(クライファート)には本当に助けられている。よく意見を交換しているよ。たとえば、ニアポストに飛び込む、あるいはファーサイドに流れるべきとかね。試合でも話し合ったことを思い出し、実行に移しているんだ」と話した。

「予選突破が決まり、一段階は終えた。これからはW杯に向けた準備に集中できる。目の前のチャンスをつかむには、誰もがコンディションを整え、全員でチームのためにハードワークしなければならない。ピッチに立つ11人だけじゃなく、23人のメンバー全員でね」。

---

▼関連リンク
ブラジルW杯欧州予選特集