来週のカップ戦で復帰可能

　リヴァプールのブレンダン・ロジャース監督は、出場停止からの復帰が近づくFWルイス・スアレスについて、欠場中にも練習を通じてコンディションを保つことはできていると話している。

　昨シーズン終盤にチェルシーDFブラニスラフ・イバノビッチへの「かみつき」行為で10試合の出場停止処分を受けたL・スアレスは、21日のサウサンプトン戦で10試合を消化。26日に行われるキャピタル・ワン・カップ3回戦のマンチェスター・ユナイテッド戦で復帰が可能となる。

　ロジャース監督はイギリス『リヴァプール・エコー』で次のように語った。

「非公開の紅白戦や練習試合もやっているし、その間に国際試合もあったので、彼のコンディションは整っている。個人練習も長い時間やって、試合中にやるのと同じようなスピードのある走りをしている」

「実際に試合をするのと同じではないが、たとえば1試合の中で100回ダッシュをするとすれば、練習の中でもそれを再現している。彼が試合をスタートさせる時に、我々が望んでいるレベルの状態となるようにするためだ」

　プレミアリーグ開幕から4試合で3勝1分けと好調を維持し、首位に立つリヴァプール。L・スアレスの復帰はさらなる後押しとなることが期待される。

「実際の試合では観客もいるし、不安もある。そういうものを練習で再現することはできないが、少なくともコンディションの面では高いレベルを保つことも可能だ」

「スムーズに復帰できるようにさせたいというのが我々の考えだ。もちろん慣れるための期間は必要だろうが、私は心から彼の復帰を楽しみにしている」