[10.6 プレミア・リーグ第7節 ノリッジ1-3チェルシー]

　プレミア・リーグは6日、第7節を各地で行い、チェルシーは敵地でノリッジと対戦した。前半4分にMFオスカルのゴールで先制したチェルシーだったが、後半23分に同点ゴールを決められてしまう。このままドローで終わるかと思われたが、途中出場のMFエデン・アザール、MFウィリアンが後半40分、同41分に立て続けにゴールを挙げて、終わってみれば3-1と2点差を付けての快勝になった。チェルシーは勝ち点を14に伸ばし、暫定3位に浮上している。

　9月25日のキャピタル・ワン杯から続くアウェー4連戦の最終戦を迎えたチェルシーは、前半4分に先制する理想的な立ち上がりを見せる。MFフランク・ランパードからのロングボールを、スタメン出場したFWデンバ・バが落とす。これをオスカルがゴールに決めて、1-0とリードした。デンバ・バは前半14分にもMFフアン・マタからのパスを受けてフィニッシュに持ち込んだが、シュートはGKに阻まれた。

　前半は枠内シュートゼロに終わったノリッジも、後半に入り反撃を見せる。後半23分には左サイドからのクロスをFWリッキー・ファン・ボルフスビンケルが折り返し、ゴール前に詰めていたMFアンソニー・ピルキントンがDFダビド・ルイスと競り合いながら、ゴールに流し込んだ。

　同点に追い付かれたチェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、後半28分にデンバ・バを下げて、FWサミュエル・エトーを起用する。さらに同30分にはDFアシュリー・コールを下げて、MFエデン・アザールを投入し、3バックに布陣を変更。それでも試合が動かないと見ると、後半36分にはマタを下げて、MFウィリアンもピッチに送り出した。

　迎えた後半40分、チェルシーはノリッジのCKを防ぐと、ウィリアンからのロングボールを受けたエデン・アザールが、シュートを放つ。これがGKに当たりながらもゴールに入り、チェルシーが再び勝ち越した。さらに、その1分後にはエトーがドリブルで仕掛けるが、DFに阻まれる。そこからこぼれたボールをウィリアンが、左足で華麗なシュートを決めて3-1とリードを広げた。

　このまま試合は終了し、苦しみながらもモウリーニョ采配で勢いを取り戻したチェルシーが、敵地で勝ち点3を手にしている。

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