ドルトムントは20日、元ドイツ代表DFマヌエル・フリードリヒを獲得したと発表した。34歳のフリードリヒは今夏にレバークーゼンを退団した後はフリーとなっているため、即座にドルトムントに加入することが可能な状況だった。23日のバイエルン戦からブンデス復帰する見通し。契約は2014年6月末までとなっている。

　フリードリヒはクラブを通じて「ドルトムントの黄色と黒のユニフォームに袖を通すことができて嬉しい。今まで、このスタジアムへはアウェーとしてしか来たことがなかった。サポーターのつくる“黄色い壁”に威圧されるのではなく、背中を押されてプレーできるというのは素晴らしい感覚なんだと思う。ドルトムントでのクールな時間を楽しみにしている」と話した。

　ドルトムントは大一番であるバイエルン戦を前に、主力DFマッツ・フンメルスとDFマルセル・シュメルツァーが負傷離脱するなど、相次ぐ故障者に見舞われていた。ドイツ代表で9試合に出場してきたDFの加入が大きな力となりそうだ。

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