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カップ戦敗退を悔やむカカ「欧州の舞台にミランがいないなんて考えがたい」

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[1.22 コッパ・イタリア準々決勝 ミラン1-2ウディネーゼ]

 日本代表MF本田圭佑の所属するミランは22日、コッパ・イタリア準々決勝でウディネーゼと対戦し、1-2で敗れた。前半7分にFWマリオ・バロテッリが先制点を決めたが、同41分にPKから失点。後半33分にカウンターから逆転ゴールを許し、準々決勝敗退が決定した。

 この試合に先発フル出場したMFカカのコメントをクラブ公式HPが掲載。試合を振り返ってカカは「ウディネーゼへのリスペクトはもちろんあるけれど、先制したのだから勝たなければいけない試合だった。本当に残念に思っている」と悔しさを露わにした。

 ミランは現在、セリエAでも首位のユベントスと勝ち点30差の11位に低迷。来季のヨーロッパリーグ(EL)にはリーグ戦4位チームがプレーオフ、5位チームが予選3回戦から出場できるが、コッパ・イタリア優勝チームにもEL本戦からの出場権が与えられる。カカは「コッパ・イタリアはEL出場のために、一番可能性の高い大会だった。これからは厳しいカンピオナート(リーグ戦)を勝ち抜いていかないといけない」と、カップ戦からの敗退を悔やむ。

「今は口でいろいろと言うよりも、脚を動かさないと。苦しい時期だと思う。ホームで敗退が決定してしまうのは本当にふがいない。これ以上、後味の悪い負け方はないと思う。ELに進めない可能性も出てきたけれど、これは自分たちにとってのモチベーション材料だし、ヨーロッパの舞台にミランがいないなんて考えがたい。だれもが今は苦しんでいる。まだ修正すべきことはたくさんある」と、これからの追い上げを誓った。


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