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独紙評価:細貝は「いつものインパクトを見せられず」

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『キッカー』では3.5

 ヘルタ・ベルリンMF細貝萌は2月28日のブンデスリーガ第23節フライブルク戦で、先発フル出場した。0-0のスコアレスドローに終わった一戦で、ボランチとしてプレーした同選手について、一部ドイツメディアは普段のインパクトを残せなかったと評している。

 キックオフからのプレーでいきなり好機を生み出したヘルタだが、徐々にフライブルクに主導権を譲り、前半は相手ゴールに迫ることができず。後半もエースのFWアドリアン・ラモスがミドルシュートを2度試みた程度で、ゴールを奪うには至らず、スコアレスで引き分けた。

 細貝は50分に左サイドを突破し、クロスを送り込むなど、前に向く精力的な動きも見せた。ブンデスリーガ公式サイトのデータによれば、競り合いを17本制しながら(勝率53.1%)、走行距離は11.02Kmでチーム2位の運動量を記録している。

 ドイツ『ビルト』(チーム平均点3.92)は、無得点に抑えられたヘルタに低めの採点をつけた。細貝を含むヘルタの7選手には4がつけられている。GKトーマス・クラフトが2でチーム単独最高点。DFヨハネス・ファン・デン・ベルグ、MFエニス・ベン・ハティラ、MFトルガ・シゲルシが最低タイの5だった。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

 一方、『キッカー』では細貝の評価は3.5で、チーム平均点4.0を上回る採点だった。なお、同メディアは、クラフトに2.5とチーム単独最高点をつけ、2列目のベン・ハティラ、シゲルシ、MFマルセル・ヌジェンクらを5と酷評している。

 採点は行わない地元メディア『ベルリーナ・ツァイトゥング』は、細貝について寸評で「小柄の日本人選手はまたもやたくさん走り、一生懸命なプレーを見せたが、これまで数多くの試合で見せたほどのインパクトはなかった」と報じている。

 ヘルタは後半戦に入ってホーム3試合で白星なし。順位を8位に下げた。次節はアウェーでFW岡崎慎司が所属するマインツと対戦する。

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