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ガッリアーニ:「会長が望む限り横にいる」

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苦境のミランCEO

 ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOが、オーナーのシルビオ・ベルルスコーニ会長とのコンタクトを欠かしていないと語った。批判を浴びる同CEOだが、決して屈することはないと話している。

 深刻な不振でサポーターから激しい抗議を受け、不穏な空気が漂い続けているミラン。批判の対象の一人となっているのが、長年にわたってクラブを支えてきたガッリアーニCEOだ。

 ミランのウルトラスは先日、声明を発表してクラブやチームを批判。その中で、ガッリアーニCEOの補強戦略も酷評した。レジェンドのパオロ・マルディーニ氏は、ガッリアーニCEOが自分を「全能」と感じているとし、ミランの構造的問題の原因の一つだと指摘している。

 ベルルスコーニ名誉会長も先日、クラレンス・セードルフ監督の続投を強調する中で、「ミランはチームづくりが悪かった」と発言したと伝えられている。ガッリアーニCEOの手腕に不満があることをうかがわせるコメントだ。

 これまでにないほどの苦境に立たされているガッリアーニCEOだが、イタリア『Rai』で次のように話している。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。

「苦々しく思っている。コメントはしたくない。考えて、熟考したよ。自分で沈黙することを強いた。(シルビオ・)ベルルスコーニ名誉会長とは毎日連絡を取っている。今日も連絡したよ。私は35年前から彼と一緒にいる。彼が望む限り、私は彼の横にいるよ。屈服? 私が屈することはない」

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