フランスメディアが報道

　マルセイユの来シーズンの新監督に、元アスレチック・ビルバオ監督のマルセロ・ビエルサ氏が最有力候補になっているとフランスメディアで報じられている。

　4日に行われたリーグアン第32節アジャクシオ戦には3-1の勝利を収めたが、現時点で6位に位置し、チャンピオンズリーグ出場権が得られる3位以内は厳しくなっているマルセイユ。ジョゼ・アニゴ監督の後任として、過去にアルゼンチン代表やチリ代表も率いたビエルサ氏が候補に挙げられている。ビエルサ氏はアジャクシオ戦を観戦に訪れていたとのことだ。

『レキップ』は、ゼニトの監督に就任したアンドレ・ビラス=ボアス氏の招へいに失敗した後、マルセイユのバンサン・ラブルン会長がすでにビエルサ氏と接触した模様だと報道。『RMCスポーツ』は、セルタのルイス・エンリケ監督、アル・アイン(UAE)のキケ・サンチェス・フローレス監督の2人がビエルサ氏に次ぐ候補だとしている。

　ビルバオではヨーロッパリーグ準優勝などの成績を残し、昨季終了後に契約満了で退任したビエルサ氏。その後はバルセロナやバレンシア、オーストラリア代表などの新監督候補に名前が挙げられたこともあった。