ハムシクの代役に?

　ナポリは、この夏もレアル・マドリーの選手に触手を伸ばそうとしているのかもしれない。イタリア『スポーツ・メディアセット』やスペイン『アス』が伝えている。

　ナポリは昨年夏、マドリーからDFラウール・アルビオル、FWホセ・カジェホン、FWゴンサロ・イグアインの3選手を獲得した。同クラブは現在、MFアンヘル・ディ・マリアの獲得を検討していると見られ、この夏の移籍市場でもマドリーと交渉を行うことを望んでいると報じられている。

　ナポリは、MFマレク・ハムシクにマンチェスター・ユナイテッドなどから関心が寄せられていることで、同選手の代役としてディ・マリアをリストアップしているという。同クラブは昨年夏にイグアインを獲得した経験を踏まえ、マドリーで信頼を得ているディ・マリアの獲得も不可能ではないと考えている模様だ。

　ディ・マリアは今季、リーガエスパニョーラで31試合に出場している。しかし、MFガレス・ベイルとのポジション争いで、1月にはモナコ移籍の噂が立っていた。現在は中盤で起用されて出場機会を確保しているが、MFサミ・ケディラが実戦に復帰すれば、再びベイルと定位置を争うことになるかもしれない。

　なお、『アス』はディ・マリアの移籍金が4000万ユーロ程度になると伝えている。

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