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公式戦3連敗中のインテル、マンチーニはサポーターに「私を信頼してくれ」

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 インテルは8日、セリエA第22節でパレルモと対戦する。公式戦3連敗中のロベルト・マンチーニ監督は、サポーターに自分とチームを信頼してくれと話した。

 リーグ戦で3試合白星がなく、コッパ・イタリア準々決勝でもナポリに敗れたインテル。マンチーニ監督が就任してからもなかなか結果が出ず、緊張に包まれているチームだが、指揮官は前日会見で次のように述べている。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。

「サポーターは私を信じるべきだ。最も楽観的なサポーターでされ、3連敗すれば落胆するのは分かっているよ。だが、結果は別にして、プレー面ではポジティブなこともあるんだ。だが、サッカーとはこういうものなんだ。うまくいかないときは、うまくいかないんだよ」

 ワルテル・マッツァーリ前監督時代は、本拠地サン・シーロの観客が不満をあらわにし、ホームにもかかわらず厳しい雰囲気がつくられたこともあった。現在の不振から同じ事態になることが危惧されるが、マンチーニ監督はこのように述べている。

「明日の試合でサポーターが問題になることはないだろう。チームをそばで支えてくれると思っている。その上で、チームが負けたり、プレーが悪ければ、ブーイングされるだろう。それはサッカーの一部だ。私は、勝利を受け入れるのと同じように敗戦も受け入れなければいけないと思う」

 ミッドウィークのナポリ戦では、キャプテンのDFアンドレア・ラノッキアが最後にミスを犯して決勝点を許し、ベスト8敗退という結果に終わった。批判を浴びている同選手について、マンチーニ監督はこのように擁護している。

「勝つときも負けるときも、全員一緒だよ。ミスは全体のものだ。別の2人の選手もカバーリングしなければいけなかった。サポーターはラノッキアだけじゃなく、チーム全体のことを迎え入れてくれると確信している」

 今季活躍のFWパウロ・ディバラを擁するパレルモは、今のインテルには厄介な相手だ。

「イタリアではすべての試合が難しい。その上で、パレルモはとても良いプレーをしており、今は落ち着いた時期を過ごしている。彼らには失う物がない。我々が勝つためには完璧でなければいけないと分かっているよ。パレルモの攻撃陣には強くて若い選手たちがおり、彼らは多くのチームを苦しめてきた」

「我々は今のためにも戦っており、すべての相手と渡り合っているコンペティションもある。将来のためにも仕事をしなければいけない。2、3のネガティブな結果ですべてを捨ててはいけないんだ。困難なときでも抗う必要がある。たとえ苦しくてもね」


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