イングランド代表のロイ・ホジソン監督は、トッテナムFWハリー・ケインを3月の代表戦で招集する考えをほのめかした。

　21歳のケインは今季、トッテナムで35試合21得点とゴールを量産。目覚ましい活躍に、代表の中心に据えるべきとの声も上がっている。

　ホジソン監督は3月のEURO2016予選リトアニア戦と、イタリア代表との国際親善試合に向け、ケインについて次のように述べた。イギリス『BBC』が伝えている。

「私が就任してから、我々は多くの若手選手を加えてきた。サイド・ベラヒノのようにね。もちろん、(ケインも)ベラヒノのときのようにチームに入るに値する。ウェイン・ルーニーや(ダニー・)ウェルベック、(ダニエル・)スタリッジのように値するかと聞かれれば、それは彼がこれから証明しなければいけない」

「だが、私がチャンスを与えなければ、証明するチャンスもないだろう。21歳で、トッテナムのようなトップクラスのチームでスターになれるのなら、うまくやっているということだ」

　また、ホジソン監督はバーンリーFWダニー・イングスについて、「注目し続ける必要がある」とコメント。一方、リヴァプールFWジョーダン・イベについては、A代表に呼ぶのに「多くの若手を飛び越える」必要があると述べた。