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ハリー・ケイン2ゴールのトッテナムがノース・ロンドン・ダービーを制す

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[2.7 プレミアリーグ第24節 トッテナム2-1アーセナル]

 プレミアリーグは7日、第24節を各地で行い、ホワイト・ハート・レーンでは6位のトッテナムと5位のアーセナルによるノース・ロンドン・ダービーが開催された。アーセナルはアーセン・ベンゲル監督のプレミアリーグ通算700試合目のメモリアルゲームだったが、トッテナムがFWハリー・ケインの2ゴールで2-1と逆転勝利を収め、順位でもアーセナルを逆転した。

 直近の39試合、スコアレスゲームのないノースロンドンダービー。この試合も、早い時間帯に得点が入る。前半11分、アーセナルはFWオリビエ・ジルから右サイドでパスを受けたFWダニー・ウェルベックが縦に突破する。折り返しを再びジルが受けてシュートしたがミスキックになる。それでも、流れたボールの先にいたMFメスト・エジルがゴールに押し込み、アーセナルが1点を先制した。

 さらにアーセナルは、前半15分にも右サイドからクロスを入れる。PA内でMFライアン・メイソンが手でボールを扱ったように見えたが、主審はハンドを取らずにプレーを続けさせた。

 出鼻をくじかれたトッテナムだが、これ以降は試合の主導権を握る。前半22分、敵陣でパスを回すと右サイドから左サイドにボールを運び、最後はフリーになっていたDFダニー・ローズがゴールを狙ったが、わずかに右へ外れて行った。その後も27分にメイソンがミドルシュートを枠に飛ばしたが、GKに阻まれた。その後も攻勢のトッテナムは、34分にも右サイドからの折り返しをハリー・ケインが飛び込んでゴールを狙ったが、クロスバーを越えて行った。結局、前半63%とボール保持率では上回ったトッテナムだが、前半を1点ビハインドで折り返した。

 後半11分には、ホームのトッテナムが待望の同点弾を決める。右CKをDFエリック・ダイアーがヘッド。これはGKダビド・オスピナに弾かれたボールをハリー・ケインが押し込み、同点に追い付いた。

 押し込まれていたアーセナルも、後半16分に左サイドからウェルベックが右足のシュートでゴールを狙ったが、GKウーゴ・ロリスに弾かれる。これで得たCKからマークを外してDFローラン・コシールニーがヘッドでゴールを狙ったが、GKロリスにキャッチされた。

 その後、アーセナルが盛り返す時間帯もあったが、後半41分に左サイドからのクロスをハリー・ケインがヘッド。これがゴールに決まり、トッテナムが逆転した。このまま試合は終了し、トッテナムが勝ち点を43に伸ばし、同43のアーセナルを上回っている。

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