[2.15 FA杯5回戦 アーセナル2-0ミドルスブラ]

　アーセナルは15日、FA杯5回戦でミドルスブラ(2部相当)と対戦し、2-0で勝利した。試合後、記者会見に出席したアーセン・ベンゲル監督は、2得点と活躍したフランス代表FWオリビエ・ジルを称賛した。クラブ公式HPが会見でのコメントを掲載している。

　ジルは前半27分にDFキーラン・ギブスの折り返しを左足で押し込み、先制点。さらにその2分後にFWアレクシス・サンチェスの左CKをニアで合わせて追加点を奪った。その後チームは相手GKの好セーブもあり、追加点こそ奪えなかったが、格下相手に反撃を許さず、2-0の完封勝利で準々決勝進出を決めた。

　試合後、ベンゲル監督は、「先制点については、我々が試合を支配し、構築する上で狙っていたことである。2点目のシーンは素早く、上手くやろうとする2人(ジルとサンチェス)が生み出したものだ。基本的にはね。あれはインテリジェンスとテクニックの賜物だ」と、ジルが挙げた2得点に満足感を示した。

　また、リーグ戦で昨季16得点、今季もここまで7得点とチームに貢献しているジルの重要性が過小評価されているのではという記者からの問いに、「彼はトップレベルのフットボールが要求するものを理解している。トレーニングから集中する必要性を知っている。また、技術的なクオリティ、機動性を大きく改善している。加えて強いボディを持っている。彼はそれを上手く使っているよ」と答え、ジルを称賛した。

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