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「ロングボール・ユナイテッド」を擁護するベンゲル 「何が問題なのか分からない」

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 アーセナルアーセン・ベンゲル監督は、マンチェスター・ユナイテッドがロングボール頼りの戦い方をしたとして批判を受けた件について、問題視されるべき点は何もないと語っている。

 ユナイテッドは8日に行われたプレミアリーグ第24節の試合でウエスト・ハムと対戦し、1-1で引き分けた。ウエスト・ハムのサム・アラダイス監督は「ロングボール・ユナイテッドに対処できなかった」とコメントし、MFマルアン・フェライニにロングボールを送る戦術を揶揄していた。

 これに対してユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督も強く反論。ウエスト・ハム戦のデータを記したレポートを会見に持参し、自らの戦術の正しさを主張した。

 だがベンゲル監督は、ユナイテッドの戦い方はごく普通であり、ファン・ハール監督が反論する必要すらなかったと述べた。イギリス『ミラー』がアーセナル指揮官のコメントを伝えている。

「何が問題なのか理解できなかった。マンチェスター・ユナイテッドは最後の10分間に少し“ロング”にやるようになった。私としてはまったく論理的なことだと思った。彼が自己弁護をする理由もない」

「インテリジェンスのあるチームなら、ストロングポイントをどう生かすか分かっているものだ。ファン・ハールはロングボールを使えとすら言っていないと思う。だがピッチの中でフェライニを見れば、後ろの選手たちは『ああ、フェライニに蹴れば(ロビン・)ファン・ペルシーか(ウェイン・)ルーニーが決めてくれるな』と考える。普通のことだ」


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