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マドリーが我慢の限界? クラシコで敗戦ならアンチェロッティを解任か

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 レアル・マドリーは、カルロ・アンチェロッティ監督の解任を考慮しているのかもしれない。スペイン『マルカ』が報じた。

 マドリーは10日、チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグでホームにシャルケを迎え、ホームで3-4と敗れた。リーガエスパニョーラ第25節ビジャレアル戦でドロー、第26節ビルバオ戦で敗れた上に、CLで敗退寸前に追い込まれたことで、アンチェロッティ監督に対する信用が大きく失われているようだ。

 アンチェロッティ監督自身もシャルケ戦後に「このスポーツでは結果がすべてを決める。それがフットボールの原則だ」と述べ、指揮官の座を失う危険性があることを自覚していた。選手たちからの信頼は依然として厚いものの、今後の戦いでチームの姿勢が変わらなければ、解任は避けられないかもしれない。

 フロレンティーノ・ペレス会長は、アンチェロッティ監督に対する信頼を完全に失ってはいないようだ。クラブ首脳陣も同様だが、勝利から見放されている状況が続くのなら、変化を加えるために指揮官を解任する手段を講じる可能性もある。

 マドリーは、22日に行われるリーガ第28節、敵地カンプ・ノウでバルセロナと対戦する。アンチェロッティ監督が続投を確かなものにするには、この一戦で結果を残す必要がありそうだ。昨年公式戦22連勝を達成したイタリア人指揮官だが、今季終了時までマドリッドに残れるだろうか。

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