不本意な結果が続き、危機的な状況に陥りつつあるとして騒がれるレアル・マドリーだが、かつてのエースは復調を信じているようだ。元マドリーFWラウル・ゴンサレスが古巣にエールを送った。

　アトレティコ・マドリーとのダービーに完敗して雲行きが怪しくなり始め、ここ3試合の公式戦は1分け2敗と不調に陥ったマドリー。リーガ・エスパニョーラでは首位の座を失い、チャンピオンズリーグでも危うく敗退に追い込まれるところだった。

　だが、マドリーには苦境を乗り越える力はあるとラウルは信じている。長年にわたってマドリーの象徴として活躍し、現在はアメリカのニューヨーク・コスモスに在籍する元スペイン代表FWが、エルサルバドルのメディアによるインタビューで次のように語ったとしてスペイン『マルカ』が伝えた。

「シーズンは10か月間続くものだ。2か月前にはレアル・マドリーは22連勝していて、世界中がすごく称賛していた」

「今はいくつか敗戦を喫している。マドリーのよなクラブにとってはいつもつらいことではあるけど、選手たちにもテクニカルスタッフにも、この状況から抜け出すための力はあるよ」

　15日には本拠地ベルナベウでのレバンテ戦に臨むマドリー。4試合ぶりの白星で悪いムードを断ち切ることができるだろうか。

「ファンの一人として、今こそこれまで以上にレアル・マドリーへの心からのサポートの思いを伝えたい。選手たちが改善のために全力を尽くしてくれることは分かっている」

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