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MFケディラが今季限りでのレアル退団を明言、「クラブに逆らう決断ではない」

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 レアル・マドリーに所属するドイツ代表MFサミ・ケディラが今季限りでのレアル退団を明言した。ドイツ誌『キッカー』に語ったもので、26日版に掲載された。

 ケディラは『キッカー』のインタビューへ応じ、「レアルに逆らうような決断ではない。僕は自分のキャリアをさらに色濃くするため、自分自身を進化させたいだけだ」とコメント。

 シャルケと既に合意しているとの報道もあったが、「現時点ではどことも合意していないし、交渉を優先しているクラブもない」と強調したという。

 また今季の残りシーズンをレアルで過ごすことについては、「僕は偉大なチームで素晴らしいときを過ごしてきた。今後、チームを助けるために僕は出来る限りのことをやり尽くすつもりだし、それができると思っているよ」とチームへの献身を誓った。

 シュツットガルトの下部組織出身で、現在27歳のケディラ。2010年7月にシュツットガルトから5年契約でレアル・マドリーへ入団。ドイツ代表では2010年南アフリカW杯で全7試合に出場して活躍したほか、2014年ブラジルW杯でも主力選手の一人として世界制覇へ大きく貢献した。今季のリーガでは11試合へ出場している。

 25日に行われた国際親善試合・オーストラリア戦に出場したケディラは試合後、「スポーツ誌(キッカー)に話した以上に話すことはない。何か話すときが来たら、そのときに話す」と言うに留めている。


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