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「非常に重要」なカップ戦に臨むクロップ、残りシーズンの充実を願う

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 ボルシア・ドルトムントは7日、DFBポカール準々決勝でホッフェンハイムと対戦する。ユルゲン・クロップ監督は、カップ戦を「非常に重要」と位置づけながらも「今シーズンをポジティブなものとして終える唯一のチャンスではないことを願っている」と述べた。

 ブンデスリーガで不振を極め、チャンピオンズリーグでもすでに敗退したドルトムントにとって、DFBポカールのタイトルを求める気持ちは強いはずだ。

 クロップ監督は、6日の会見で次のように話している。

「我々にとって、今シーズンをポジティブなものとして終える唯一のチャンスではないことを願っている。リーグ戦でも良い試合を見せて、勝ち点を集めたいからね。リーグでの状況には余裕がなく、カップ戦のみに集中することはない。ただ、ポカールは我々にとって非常に重要だ。チームにも、火曜日の夜にそれを見せることを求めている」

 公式戦ここ5試合のうち、4試合は無得点だった。チャンスの数が少なかったかと問われた指揮官は、こう答えている。

「バイエルン相手にたくさんのチャンスが訪れることはないから、この数に含めなくていいだろう。ケルン戦やほかの試合に関しては、もっと決意を持ち、はっきりとプレーすべきだった」

「例えば、ゴール前18メートルの位置でボールを持ったとしよう。我々は、そこからシンプルにシュートを試みるということを思いつかないんだ。もっと体を張りつつ、相手DFのちょっとした対応のミスが、我々のアドバンテージになり得るエリアに入らなければいけない」

 バイエルンに敗れたドルトムント同様、相手のホッフェンハイムも週末の試合でボルシア・メンヒェングラッドバッハ(ボルシアMG)にホームで1-4と敗れた。

「もちろん、敗戦で自信がつくことはない。それは我々も同じだ。ホッフェンハイムは負傷者が多く、さらに、(エルミン・)ビチェクチッチを出場停止で欠いていた。彼らは(オイゲン・)ポランスキ、(ピルミン・)シュヴェクラーといった重要な選手の復帰を祈っているようだね」

「彼らは好調のボルシアMGに負けて、すべてが終わったわけじゃない。実際、終盤は多くのチャンスをつくっていた。でも、うまく対応されたね。ただ、彼らは5、6人が入れ替わるようだから、我々は、この試合よりも前半戦で対戦したときの方を参考にするだろう」

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