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『キッカー』が香川を最終節ベスト11に選出 「5-1で勝ってもおかしくなかった」とドルトムントを絶賛

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 23日に行われたブンデスリーガ最終節のブレーメン戦で、ドルトムントMF香川真司は1ゴール2アシストとチームの勝利に大きく貢献した。他メディアに続き、26日発売のドイツ『キッカー』も、香川を高く評価した。

 今季のブンデスリーガ最終戦は、ブレーメンとの来季ヨーロッパリーグ(EL)出場権を懸けた一戦だった。また、ユルゲン・クロップ監督とMFセバスティアン・ケールにとっての本拠地シグナル・イドゥナ・パークでのラストマッチで、香川は81分までプレー。15分には自ら先制点を決め、その直後のFWピエール・エメリク・オーバメヤンの追加点、42分にはMFヘンリク・ムヒタリャンの決勝弾となるチーム3点目をそれぞれアシストしている。チームは3-2で勝利した。

 『キッカー』は香川のプレーに他の得点者と同じ「2」をつけ、さらに今季3度目のベスト11にも選出した。各選手の寸評は掲載しない同メディアだが、マッチレポートではドルトムントの最初の30分に見せた勢いについて、「ブレーメンに、スチームローラーにひかれる気分を味わわせたに違いない」と攻撃陣のプレーを絶賛している。

 また、「息を呑むほどのスピードで香川とムヒタリャン、そしてサイドから(エリック・)ドゥルム、深い位置から(イルカイ・)ギュンドアンがチームを絶えず前方へとけん引した」と続け、結果は3-2ではなく5-1にふさわしい内容だったとしている。

 シーズンを7位でフィニッシュしたドルトムントは30日のDFBポカール決勝でボルフスブルクと対戦する。つい1週間前にリーグ戦で敗れた相手との再戦だ。クロップ体制最後の試合で、チームはどのような姿を見せるのだろうか。

(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

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