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マドリー会長:「カシージャスにはこのクラブで引退してほしかった」

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 レアル・マドリーは13日、ポルト移籍が決定しているGKイケル・カシージャスの退団セレモニーを開催した。

 12日にはカシージャス本人の意向もあり、同選手一人だけで退団会見が行われたが、翌日に急遽退団セレモニーが執り行われることになった。

 本拠地サンティアゴ・ベルナベウのVIPゾーンにカシージャスとともに現れたのは、フロレンティーノ・ペレス会長。カシージャスの両親から「息子の退団を望んだのはペレス」との批判も受けた同会長は、カシージャスがマドリーで現役を退くことを望んでいたと強調している。

「イケルはこのクラブに在籍した25年の歳月により、我々の敬意と愛情を勝ち取りました。レアル・マドリー、引いてはスペインサッカー史上最高のGKがここから去ることになるのです」

「イケルが去るのは、それが彼の希望であったからです。レアル・マドリーから、彼にクラブを去るよう頼んだという事実はありません。一つのオファーが届き、彼からそれを検討するように伝えられました。イケルの新たなスタートを切りたいという願いは、理解できるものです。彼がレアル・マドリーでそのキャリアを終えることを望んでいました。しかし、彼の考えは汲み取れるものだったのです」

 カシージャスの退団会見にクラブ幹部が付き添わなかったことには批判の声も上がったが、ペレス会長は気に留めていない様子だ。


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