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2020年まで契約延長のS・ラモス「頭と心は常にここにあった」

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 レアル・マドリーは17日、DFセルヒオ・ラモスと5年間の契約延長で合意に達したと発表した。一時は退団濃厚といわれていたDFだが、2020年までレアルでプレーすることを決断した。クラブ公式サイトがS・ラモスのコメントを伝えている。

 GKイケル・カシージャスから引き継ぎ、今季からキャプテンを務めるDFは「このクラブに所属することは夢であり、できる限りその夢を楽しみたい。世界で最も偉大なクラブに所属すること、キャプテンマークを巻くことは、誇りであり光栄なことだけど、忠誠心と責任を伴うもので、僕は大きな希望と誠実さとともにそれに向き合い続けるつもり」とコメント。

 キャプテン像については「一人ひとり異なるものだけど、僕にはセビージャでもここでも、常に偉大な師匠がいた。できるだけ良い形で務められるように、それぞれから一番いい面を取るようにしている。キャプテンを務めることは大きな責任が伴うもので、その時がやってきたと思う。いつの日か、自分のことを偉大なキャプテン、レアル・マドリーのレジェンドとして話される時が来ることを願うよ。ここで活躍した他の選手たちと同じようにね」と語った。

 中国遠征中に契約延長が合意に達したといわれながらも一時は暗礁に乗り上げた。それでも、2020年までマドリディスタであり続けると決めたS・ラモスは「今回の契約延長には時間がかかったけど、僕の頭と心は常にここにあった。これ以上嬉しいことはないし、いつも通り言うよ。アラ・マドリード!」と笑顔。

 一時はチームでの待遇に不満があるといわれていたものの、交渉の過程については「確かにいくらか居心地の良くない状況があったけど、今はすべてが明らかだし、このチームを率いることに希望を抱いている。経済的な問題なら僕はここに残っていなかっただろう。他でもっと稼ぐこともできたからね。意見の相違は解決している」とコメントしている。

「誰かに感謝しなければいけないとしたら、それは会長。スポーツ面の父のような存在として彼のことを愛しているし、彼は僕のことをスポーツ面の息子として愛してくれていると思う。僕の幸せはここにあるんだから、他の場所で時間を費やす必要はない」

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