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途中出場のネイマールにキャプテンマークを渡したミランダ、「自発的にやった」

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 ブラジル代表を率いるドゥンガ監督は7日に記者会見に臨んだ。コメントをブラジル『グローボ・エスポルチ』が伝えている。5日に行われた国際親善試合でコスタリカ代表に1-0で勝利したブラジル代表は、8日にアメリカ代表と戦う。

 ドゥンガ監督はアメリカ戦の先発はコスタリカ戦の11名から変更しないことを断言。「今まで多くの選手にチャンスを与えることができなかった。ここで多くの新しい選手を試す必要がある」と語ったという。

 おたふく風邪から復帰し、代表へ招集されていたFWネイマール(バルセロナ)はコスタリカ戦では、後半37分からピッチへ立つに留まった。2戦連続でのベンチスタートが濃厚となる。

 なお、コスタリカ戦では南米選手権(コパ・アメリカ)に続いてDFミランダ(インテル)がキャプテンマークを巻いた。しかし、後半37分にネイマールがピッチへ入ると、ミランダが自ら外したキャプテンマークをネイマールへ手渡すシーンがあった。

 この場面について問われたドゥンガ監督は、ネイマールへキャプテンマークを渡すのは自身の指示ではなかったと明かした。

「あれはミランダが自発的にやったものだ。彼(ネイマール)を尊重する気持ちや賞賛する気持ちがそうさせたんだろう。ネイマールはこのチームのキャプテンだ。ミランダは謙虚な姿勢でネイマールに敬意を払った。そもそも、キャプテンマークの有無に関わらず、リーダーシップを示すことはできる。虚栄心のないミランダの姿勢に私は驚くだけなく、嬉しくも思っているよ」

 ネイマールは7日に自身の『インスタグラム』を更新。ミランダとの2ショットを披露している。

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