レアル・マドリー前監督のカルロ・アンチェロッティ氏は、マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドが今季リーガエスパニョーラ開幕から2試合無得点であることを心配はしていないようだ。

　アンチェロッティ監督が率いた昨季はリーガで35試合に出場して48ゴールを叩き出し、自身3度目となるリーガ得点王のタイトルを手にしたC・ロナウド。だが今季はスポルティング・ヒホン戦とベティス戦の2試合にフル出場してまだゴールがない。

　それでも、アンチェロッティ氏は今季もC・ロナウドが得点王に輝くと信じている。同氏の中国メディアでの発言をスペイン『マルカ』などが伝えた。

「クリスティアーノ・ロナウドについて疑いを持つ必要はない。私はクリスティアーノのことをよく知っているが、今シーズンもまたピチーチ賞(得点王)を獲得することに賭けても構わないよ」

「私が監督だった去年は、(公式戦)合計61ゴールを決めてくれた。本当に信じられないようなことだ」

　一方、ライバルのバルセロナFWリオネル・メッシも今季2試合を終えてまだ無得点だ。

「それもまた普通ではないことだが、私は彼のことも疑ってはいない。サッカーの歴史全体を通しても類まれな選手の一人だ」

「クリスティアーノとメッシは、サッカーの歴史上最高の選手たちに含まれる2人だ。スペインの人々は彼らのプレーを楽しむことができて幸運だよ」

---

●リーガ・エスパニョーラ2015-16特集