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マドリーの態度を非難するグラナダ監督「公式HPで何点決めるか賭けるなど見くびられた」

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 19日のリーガ・エスパニョーラ第4節、グラナダは敵地サンティアゴ・ベルナベウでのレアル・マドリー戦に0-1で敗れた。試合後会見に出席したホセ・ラモン・サンドバル監督は、マドリーがこの一戦を前にして、グラナダへの敬意を欠いていたと非難している。スペイン『マルカ』が報じた。

 昨季のベルナベウでの一戦は1-9で落としたものの、この試合ではサンドバル監督が信条とする攻撃サッカーを貫き善戦したグラナダ。同指揮官は試合後、マドリーがグラナダのことを過小評価していたとの見解を示している。

「私は勝って、勝って、勝って、また勝つことを望んでいる。世界中がグラナダを過小評価している状況で、ベルナベウを訪れることは難しかった。我々を見くびっていたというのは、レアル・マドリー自体も含めた話だよ。彼らは公式HPで、グラナダ相手に何点決めるかという予想をさせていた。我々への敬意を欠いている。あの1-9の話を耳にする一週間となったが、我々は偉大な試合を演じることができたね」

 また前半にFWユセフ・エル・アラビの決めたゴールが、オンサイドにもかかわらず取り消されたことについて問われると、次のように返答した。

「審判について、私から何かを口にすることはない。その場面についての分析は、違う人間がしなければならない。ただ、もし我々に運があったら、結果は違うものになっていただろう。審判の判定における運があれば、無得点では終わらなかったはずだ」

 最後に、この試合でチームが見せたパフォーマンスに胸を張っている。

「明確なアイデアの下で団結したチームを目にできれば、満足感を得られる。我々は一歩を踏み出し、素晴らしい仕事を実現したんだ。昨季の失態を捨て去り、期待と力強さを手にしながら試合を終えることができたね。レアル・マドリーのクオリティーがあれば、いくつかの決定機は物にするさ。だが我々はボールを奪った際に素晴らしい仕事ぶりを見せた。選手たちが収めた成果に満足しているよ」

「我々は相手陣地でのプレーを実現させていた。後半ロスタイムの4分間は、レアル・マドリーをペナルティーエリア内に押し込んだ。もしフィジカルが不足していたら、中盤から先には進めなかっただろう。我々はマドリーを圧迫した。それこそが、私の心に残っている」

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