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バレンシアファンから退任求められるヌノ「責任は背負う」

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 19日のリーガ・エスパニョーラ第4節、バレンシアは本拠地メスタージャでのベティス戦を0-0で終えた。ヌノ・エスピリト・サント監督は試合後、バレンシアファンから退任を求められたことについて、「責任は背負う」と話している。スペイン『マルカ』が伝えた。

 バレンシアは47分にセバジョスが退場処分となり数的優位に立つも、ベティスの守備を崩すことができず。そのまま0-0で試合終了を迎え、今季のリーガの成績を1勝3分とした。チームの不甲斐なさに不満を募らせるメスタージャの観衆は、「ヌノは出ていけ!」と、ポルトガル人指揮官の退任を要求するに至っている。

 試合後会見に出席したヌノ監督は、このような状況が生み出されたのが、自身の責任であるとの見解を口に。しかしながら現在は、チームの調子を上向かせることしか考えていないようだ。

「チームの結果に関する責任は私に依存している。責任は自分が背負うよ」

「ゴールは生まれなかったが、我々が勝利を欲しているのは当たり前だ。私はチームと選手たちのことだけに集中している。それに先はまだ長いんだ。ここまでに苦しんだ3回のドローは、おそらく我々の勝利に終わるべきだった」

 また、バレンシアのオーナーを務めるピーター・リム氏との関係が、変わらずに良好であることを強調している。

「オーナーはいつも通り、試合後に挨拶に来てくれた。違いは勝利できたか、そうでないかだけだ」

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