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マンUのミュラー獲得熱望を大物代理人が証言 「いくらでも出すつもりだった」

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 マンチェスター・ユナイテッドは、やはりバイエルンFWトーマス・ミュラー獲得を本気で狙っていたようだ。大物代理人が証言した。

 今夏の移籍市場では、ユナイテッドがミュラーを狙っているとの噂が根強く流れていた。一部では、7100万ポンド(約129億円)を出す用意があるとも報じられた。

 もはや本気か冗談か、見分けもつかないほどの金額が噂されたが、あながち嘘でもなかったようだ。イタリア人の大物代理人ジョヴァンニ・ブランキーニ氏は、イタリア『カルチョメルカート』の取材にこう答えた。

「マンチェスター・ユナイテッドは、いくらかかろうともトーマス・ミュラーを欲しがっていた」

「バイエルンはミュラーを決して手放さないと説得するのに、数日かかった。そうしてようやく、彼らの考えを改められたんだ」

 テレビ放映権による潤沢すぎるほどの資金の流入が、マンチェスター・ユナイテッドのみならず、プレミアリーグのクラブを強大にさせている。プレミアリーグの中位クラブは、すでにイタリアのビッグクラブを資金力で上回っていると、ブランキーニ氏は語る。

「イングランドのサッカーは、とても急速に成長している。イタリアのサッカー界にとっては、良くないことだ。例えば、ネイマールのような最大級のスターのみならず、2番手、3番手のレベルの選手たちを獲得するにも、事態がさらにずっと複雑になるかもしれないんだ」

「現状では、サンダーランドやアストン・ビラは、ユベントスやミランと同等の資金を費やせる。テレビ放映権料のおかげさ」

 次の冬、さらに夏には、さらなる世界的スターがイングランドに引き寄せられるのかもしれない。

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