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ノイアーのゴールを破れず…武藤「狙い過ぎた」

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[9.26 ブンデスリーガ第7節 マインツ0-3バイエルン]

 ブンデスリーガは26日、第7節2日目を行い、FW武藤嘉紀の所属するマインツはホームでバイエルンと対戦し、0-3で敗れた。武藤は1トップでフル出場したが、4試合連続のノーゴールに終わった。

 前半21分にPKのピンチを迎えながらMFトーマス・ミュラーのキックがゴール上に外れ、劣勢ながらも前半をスコアレスで折り返したマインツ。しかし、後半立ち上がりの6分に先制を許すと、立て続けに3失点し、0-3の零封負けを喫した。

「前半は0-0で抑えられて、かなり良い内容だった。相手にもPK以外は決定機をつくらせていなかったし、やはり後半立ち上がりの失点は絶対に避けなければいけなかった。自分自身も前半のチャンスを決め切れていたら、もっと良い内容になっていたかもしれない。ああいうところは決めていかないと」

 ブンデスリーガ公式サイトによると、武藤が試合後に悔やんだのは前半28分のシーン。左サイドのMFパブロ・デ・ブラシスからPA内左で横パスを受けた武藤はドリブルで中に運び、右足を振り抜いたが、わずかにゴール左へ外れた。

 ゴールを守るドイツ代表GKマヌエル・ノイアーについて「威圧感があったか?」と聞かれ、「威圧感はないけど、甘いコースにシュートがいくと弾かれると思ったので、きっちり狙いにいった」とコメント。「狙い過ぎたのもある。もう少し落ち着いて蹴っても良かったかなと」と反省した。

「後半、もう少し我慢ができれば、相手も前に出てきて裏のスペースも空いてくる状況になったと思う。もったいないと思うけど、これが力の差なのかとも……」

 バイエルンはこれで開幕から無傷の7連勝。ドイツ王者との初対決を終えた武藤は新たに見えた課題として「駆け引きのところ」を挙げ、「ディフェンスの逆を突く動きだったりをもっと磨いていかないといけない。あとはワンチャンスを決めていれば」と、悔しさを隠さなかった。

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