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マンUでの初ゴールを喜ぶリンガード「夢が叶った気分」

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[11.7 プレミアリーグ第12節 マンチェスター・U 2-0 WBA]

 マンチェスター・ユナイテッドは7日、プレミアリーグ第12節でWBAと対戦し、2-0で勝利をおさめた。この試合でユナイテッドでの公式戦初ゴールを挙げたMFジェシー・リンガードが喜びを語っている。クラブ公式サイトが伝えた。

 リンガードがルイス・ファン・ハール監督の起用に応えた。12年にトップ昇格後、レンタル移籍を繰り返してきたリンガードには、今季も、という噂が聞かれていた。しかし、シーズン開幕前にファン・ハール監督から「チームに残って欲しい」と言われ、残留を決意したという。

 しかし、残ったはいいものの出場できない期間が3か月続いた。「辛抱強く待たないといけなかった。スタンドから観た試合も何試合かあったしね。だから練習からハードに取り組まないといけなかった」と、苦しい日々を振り返った。

 それでも10月17日のエバートン戦で途中出場すると、同21日のチャンピオンズリーグ・CSKAモスクワ戦で今季初先発。ここ7試合連続して出場機会を与えられていた。この試合ではリーグ戦初先発を果たすと、後半7分に相手DFのクリアボールを右足でゴール右隅に流し込み、先制点を挙げた。

「夢が叶った気分だ。最近はフィニッシュの精度が衰えていたけれど、決定機に落ち着いてプレーできたのは良かったし、ゴールが決まってくれて嬉しかった。僕のキャリアの中でも、嬉しい瞬間になった」

「家族も観に来てくれていたから、試合後は本当に嬉しかった。両親と、兄弟、それにガールフレンドも客席から観ていてくれた。皆、ユナイテッドファンなんだ。だから、皆も僕のことを誇りに思ってくれている」

 喜びを隠せないリンガード。ファン・ハール監督の起用にも感謝している。「監督が僕を信頼してくれて、大事な試合でも使ってくれているから、自信は凄くある。これからは、監督が選手に求める安定したパフォーマンスを見せる必要がある。今のような状態を維持できれば、僕にとっても凄く良いことだ」と、今後へ意気込んだ。

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