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ファン・ハールがサポーターに助言「非難は選手でなく、私にした方が良い」

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 マンチェスター・ユナイテッドを率いるルイス・ファン・ハール監督は、サポーターの後押しを期待している。非難するのであれば、選手ではなく自分を対象にしてほしいと“助言”した。

 最近のユナイテッドは、得点力不足に苦しんでいる。公式戦3戦連続でゴールを挙げられずにファンの苛立ちをため込んだまま迎えた3日のCSKAモスクワ戦では、ホームのサポーターから大きなブーイングがあった。

 この試合では79分にFWウェイン・ルーニーがゴールを奪い、404分ぶりの得点が入ったが、得点力不足の問題が完全に解決したわけではない。

 ファン・ハール監督のコメントを、イギリスメディアが伝えた。

「サポーターは、選手をサポートしなければいけないと思う。もしくは、相手の選手をオールド・トラフォードでプレーしにくくしなければいけない。今まで私はファンに文句を言えなかった。それは彼らが素晴らしいからだ」

「私からのアドバイスは、選手ではなく、監督を非難してくれ、ということだ。大きなプレッシャーがある。マンチェスター・ユナイテッドでのプレーは非常に難しいものなんだ。監督にブーイングをする方が良い。私は対処できる。それだけの経験があるからね」

 CSKA戦については、こう振り返った。

「90分のうち、85分間はこちらが攻撃していたと思う。多くのエンターテイメントを提供した。そして、みんながハッピーになれるかはゴールが決まるかどうか次第だったんだ」

「ボールの後ろで10人が待ち構える相手との試合は、崩すのが困難だ。それを受け入れていかなければいけない。相手はカウンターを狙ってくる。前線にはそのための速い選手がいる。CSKAはこの戦術できた。そして、1つだけチャンスをつくったんだ。私は自分たちの守りの組織にとても満足している。タフな相手とのタフな試合に勝ったからね」

 ユナイテッドは7日のプレミアリーグでウェスト・ブロムウィッチ(WBA)と対戦する。

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