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マルシャルを称賛するユナイテッドOB 「20歳当時のアンリと同じ力がある」

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 元マンチェスター・ユナイテッドFWのルイ・サハ氏は、今季からユナイテッドでプレーしているFWアントニー・マルシャルを称賛し、アーセナルやフランス代表で活躍したティエリ・アンリ氏の同年代の頃に匹敵する力があると評した。

 マルシャルは昨年夏に、10代の選手としては歴代最高となる移籍金でモナコからユナイテッドへ移籍。12月に20歳となった今シーズン、ここまで公式戦39試合で12ゴールを記録している。

 20歳当時のアンリ氏はモナコでプレーしており、その後ユベントスでの短期間のプレーを経て、アーセナルに加入したのは22歳となる直前だった。自身もマルシャルやアンリ氏と同じくフランス代表FWとしてプレーしたサハ氏は、『MUTV』で両者について次のように語った。

「彼には間違いなく能力があり、マンチェスター・ユナイテッドで必死に頑張っていくための基礎ができている。あとはビッグクラブで経験を積んでいくことだ。彼を見ていると、ティエリ・アンリが同じ年齢だった頃と変わらない力がある」

「ティエリは本当に決定的な選手だった。そこはマルシャルが取り組む必要がある部分だ。もっと正確性を身につける必要があるし、もっと自分のプレーの方向性を示す必要がある」

 マルシャルがさらなる成長を遂げるためには、ユナイテッドのチーム内に激しい競争が必要だともサハ氏は主張する。

「能力のある選手なら、自分自身に挑戦しなければならない。ステップアップを繰り返していくためには、彼を本格的に脅かすようなストライカーたちがもっといた方が良いかもしれない」

「私はルート・ファン・ニステルローイやカルロス・テベス、アラン・スミス、ウェイン・ルーニー、クリスティアーノ・ロナウドと一緒にプレーしてきた。そういう選手たちが周りにいると、本当に毎週末良いパフォーマンスを見せなければならない。ユナイテッドはできるだけ早くそういう状況を生み出す必要がある」

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