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モチベーション維持が難しくなったチェルシー「選手はEUROのことを考えているかも」

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 チェルシーのフース・ヒディンク監督は、もはやチームが今シーズンに目標をなくした状況で、選手たちがクラブでのプレー以上に今季終了後のEURO2016を意識している可能性もあると認めている。

 今季プレミアリーグ前半戦で大きく出遅れた昨季王者チェルシーは、12月にジョゼ・モウリーニョ前監督を解任してヒディンク監督を迎えたが、その後も大きく順位を上げるには至らなかった。

 降格の不安はなくなったが、上位進出には遠いという状況で、ここ2試合はスウォンジーとマンチェスター・シティに連敗。まだ5試合が残されてはいるが、モチベーションを上げるのが難しい立場に置かれている。

 ヒディンク監督は、選手がシーズン後にEUROを控えて力をセーブしてしまう可能性について次のように述べた。イギリス『ミラー』が同監督のコメントを伝えている。

「部分的にはそのとおりだ。だが、選手たちの姿勢が欠けているとして責めることはできない。そう考えている選手もいるかもしれないが、彼らの意識や脳の中を覗けるわけではない。EUROのことを考えているかもしれないがね」

「争うべきものが何もなくなってしまえば、一部の者にとっては、極限まで仕事をしようとする意識が少し欠けてしまうこともある」


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