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ブロッキ、本田先発の明言はなし「システムの変更に選手たちは満足している」

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 背番号10を先発させるかどうかは明言しなかった。確かなのは、ミランの選手たちが4-3-1-2への変更に満足していることだという。クリスティアン・ブロッキ監督のコメントだ。

 ミランは25日、セリエA第35節でベローナと対戦する。前節で負傷したMFジャコモ・ボナベントゥーラの欠場が決まり、MF本田圭佑がトップ下で先発するかが注目されるところだ。

 前節でMFケビン・プリンス・ボアテングをトップ下として起用したブロッキ監督は、24日の会見で次のように述べている。ミラン専門サイト『milannews.it』が伝えた。

「3枚の中盤の特長に応じて決めることだ。ある選手を好むときもあれば、別の選手の方が良いとみるときもあるだろう」

 前任者のシニシャ・ミハイロビッチ氏は、本田を右サイドハーフに置く4-4-2のシステムで昨年末からチームを立て直していった。だが、シルビオ・ベルルスコーニ名誉会長はミハイロビッチ氏の戦術を度々批判していた。

 そしてミハイロビッチ氏が解任され、後を継いだブロッキ監督は、ベルルスコーニ氏が好む4-3-1-2を採用している。このシステム変更に対する疑問の声も少なくない。だが、ブロッキ監督は次のように述べている。

「このシステム変更を消化していないのは、チームの外部の人間だけだ。驚くね。やりづらいなら選手たちが言ってくるはずだが、実際の彼らはとても満足している。誰も問題にしていない」

「私の考えでは、トップ下は中盤との間をつなぐものだ。特長に応じて評価する。チェスみたいなものだ。それぞれの特長に基づいて、誰をプレーさせるか選ぶんだよ。外部の人からは不思議に思えるかもしれないが、それが私の考え方だ」

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