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トッテナム、逆転V遠のく痛恨ドロー…レスターは優勝に王手

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[4.25 プレミアリーグ第35節 トッテナム1-1WBA]

 プレミアリーグは第35節を行い、トッテナムはホームでWBAと対戦し、1-1で引き分けた。これにより、逆転優勝は厳しい状況となった。

 首位レスター・シティと暫定で勝ち点8差となっていたトッテナム。マウリシオ・ポチェッティーノ監督は前節ストーク・シティ戦と同じ11人を送り出した。キックオフ直後からWBAを圧倒するトッテナムは前半7分、
MFデレ・アリのリターンでPA内に侵入したFWハリー・ケインが右足シュートも左ポストを直撃。トッテナムが積極的な入りを見せた。

 その後は試合は落ち着いたが、再び攻勢を強めたトッテナムが前半のうちに試合を動かす。前半33分、右サイドで獲得したFKからキッカーのMFクリスティアン・エリクセンがゴール前に入れると、DFヤン・フェルトンゲンと競り合ったDFクレイグ・ドーソンのオウンゴールで1-0。トッテナムがリードして前半を折り返した。

 後半もトッテナムの流れは変わらない。後半12分、ダイレクトパスで左サイドを突破したエリクセンの折り返しをMFエリク・ラメラが左足で合わせる。決まったかと思われたが右ポストに嫌われてしまう。トッテナムはなかなか追加点を奪いきれないでいると同27分にセットプレーから痛恨の失点を喫する。WBAは左CKからドーソンがヘッドで合わせて同点。オウンゴールの汚名返上となった。

 逆転優勝に向けて勝ち点3が必要なトッテナムは失点シーンで負傷したDFエリック・ダイアーに代えてMFライアン・メイソンを送り出すなど、選手交代で再び勝ち越しゴールを狙いに行ったが、ゴールネットを揺らすことができず、1-1でタイムアップ。勝ち点1の獲得にとどまり、あと3試合でレスターとの勝ち点差は7に広がった。これにより、レスターが次節マンチェスター・ユナイテッドに勝利すれば優勝が決まる。

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