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“2位コレクター”を返上したいラニエリ 「トッテナムはもう1年待ってほしい」

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 今回も「2位」に終わるのか、今度こそ念願のリーグタイトルを手に入れるのか…。レスター・シティクラウディオ・ラニエリ監督は、プレミアリーグ優勝目前に迫る状況で自身のキャリアを振り返った。

 日本代表FW岡崎慎司も所属するレスターは、今季プレミアリーグ4試合を残した時点で首位をキープし、2位トッテナムとの優勝争いを続けている。24日にはホームでのスウォンジー戦に臨む。

 ラニエリ監督はこれまでの監督キャリアでリーグ優勝を経験しておらず、2004年チェルシー、2009年ユベントス、2010年ローマ、2014年モナコでいずれも2位に終わっている。その経歴について同監督が次のように述べたとしてイギリスメディアが伝えた。

「もしタイトルを獲得できなかったとすれば、『ラニエリはいつも2位だ』と言う者がいるのは分かっている。だが、私のキャリアを見てみるといい。チェルシーで2位になったときは、前の年の途中からチーム作りを始めたところだった」

「ローマでは、2試合を終えて勝ち点ゼロだったチームを引き継いで、勝ち点80で終えた。(優勝した)インテルは82だったんだ。ユベントスではセリエBから復帰して1年目に3位、それから2位だ。スター選手も4、5人いたが、あとは若手だった。それ以上何ができただろうか?」

 5ポイント差でレスターを追うトッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督に向けては、今回はレスターが優勝する番だとメッセージを送っている。

「マウリシオは待ってくれてもいいだろう。あと1年待ってほしい。彼らは今年ずっと我々の後ろにいた。プレッシャーがあるのは首位にいるチームの方だが、気にしてはいないよ。5ポイント前にいる方がいいね」

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