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開始前からアクシデント続いたマンU、降格圏ノリッジに苦戦もマタ弾で辛勝

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[5.7 プレミアリーグ第37節 ノリッジ0-1マンチェスター・U]

 プレミアリーグは7日、第37節を行った。マンチェスター・ユナイテッドは敵地でノリッジと対戦し、1-0で勝利した。

 中2日で第35節延期分ウエスト・ハム戦を控えるユナイテッド。ルイス・ファン・ハール監督はクラブ公式ツイッターによると、FWマーカス・ラッシュフォードとDFダレイ・ブリントに休養を与えた。しかし、ウォーミングアップ中に先発予定だったFWアントニー・マルシャルが負傷し、急遽、MFアンデル・エレーラが先発。FWウェイン・ルーニーを1トップに置き、MFマイケル・キャリックがアンカーに入った。

 試合前からプランの修正を迫られたユナイテッドの混乱は続く。前半4分にGKダビド・デ・ヘアのファインセーブで早々の失点は免れたが、同12分にDFイボ・ピントと接触したDFマッテオ・ダルミアンが負傷。19歳のDFキャメロン・ボースウィック・ジャクソンとの交代を余儀なくされた。

 ノリッジのカウンター攻撃に苦戦するユナイテッドは前半39分、FWメンフィス・デパイの右CKからファーサイドのDFクリス・スモーリングがヘッドもわずかにゴール上に外れる。その後はなかなかシュートが枠に飛ばず、決定的な場面を作れないでいたが、後半に先制点を挙げる。

 ユナイテッドは後半26分、自陣からの一本のパスで裏を取ったルーニーがPA内中央に侵入し、相手を引きつけて空いた右のスペースにパスを送り、猛然と走り込んだMFフアン・マタが左足ダイレクトでゴールネットに突き刺し、スコアを動かした。

 降格圏の19位に沈むノリッジもユナイテッド相手に善戦し、最後まで苦しめたが、1点が遠かった。試合はそのまま1-0でユナイテッドが勝利。トップ4入りに望みをつないだ。その一方でノリッジは手痛い敗戦で4連敗となった。

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