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イタリア不利の下馬評を覆したいブッフォン 「期待されないときにサプライズを起こせるもの」

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 イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンは、EURO2016で自分たちへの期待が大きくないことを認めている。だが、だからこそ、サプライズを起こせるかもしれないと意気込みを見せた。

 アントニオ・コンテ監督は31日、ブッフォンをはじめとする23名の招集メンバーを発表した。かつてのアッズーリ(イタリア)と比べて戦力が劣るとの声も少なくなく、グループステージで強豪ベルギーらと同組ということもあって、今大会でイタリアは苦戦するとの見方も多い。

 だが、ブッフォンは次のように述べている。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。

「僕らには国を代表する責任がある。僕らは4度のワールドカップ優勝とEURO制覇を実現してきた。今の僕らはベストの時期にない。でも、誰もが何も期待しないときに、より多くを引き出してサプライズを起こせるというのも事実だ」

 一方で、コンテ監督は次のように述べている。『Rai』や『メディアセット』が伝えた。

「我々は多くを考え、私にとってベストのメンバーを選んだ。(落選したメンバーについて)選手といだけでなく、人としても素晴らしいことを示してきた彼らを外さなければいけなかったのは、簡単なことではなかった。この2年間に全力を尽くしてきた人たちを家に残すのはつらかったよ。だが、選択をしなければいけないんだ」

「初戦はベルギーだ。優勝候補の一角との対戦になる。彼らは非常に成長し、とても多くのタレントを抱えている。だが私は、試合はやってみなければ分からず、彼らを上回っていることをピッチで示さなければいけないというところからスタートしたい。サポーターを喜ばせられるか? そのために我々は仕事をしている」

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