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オブラク、リーガ記録に並ぶ失点率0.47で最小失点GKに 欧州主要リーグでも傑出

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 アトレティコ・マドリーGKヤン・オブラクが、今季リーガ・エスパニョーラのサモラ賞(最小失点GK)に輝いた。同賞を主催するスペイン『マルカ』が報じている。

 リーガ全38試合にフル出場したオブラクは、失点数をわずか18にとどめた。1試合平均は0.47失点となり、デポルティボに所属していたパコ・リアーニョ氏が1993-94シーズンに打ち立てたリーガ記録に並んでいる。

 0.47失点は、今季の欧州主要リーグにおいても傑出した記録となる。例えば、バイエルンGKマヌエル・ノイアーはリーガよりも4試合少ない34試合でオブラク同様17失点を許しており、一方ユベントスGKジャンルイジ・ブッフォンも32試合20失点と及ばない。

 もちろん、オブラクの失点率はアトレティコの堅守が基になっているはずだが、同選手は88回のセーブを実現(その内、PA内でのシュートは44本)するなど、頻繁に好守を披露していた。このスロベニア代表GKは24試合を無失点で終えており、1試合中に2点以上を許したのは、バルセロナ、ヒホン、レバンテの3チームのみ。ラス・パルマス、セビージャ、ヘタフェ、ソシエダ、グラナダ、ラージョ、セルタは、同選手相手に1度も得点を記録できなかった。

 オブラクはサモラ賞受賞について、次のようにコメントしている。

「チームが好調であれば、それで幸せを感じられる。もちろん個人的には、レコードとなる記録達成を素晴らしいと感じているよ」


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