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パイェの移籍金は130億円以上か…ウエスト・ハム会長は「売り物ではない」

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 ウエスト・ハムの共同チェアマンを務めるデイビッド・サリバン氏は、同クラブに所属するフランス代表MFディミトリ・パイェの市場価格に関して「最低でも1億ポンド(約130億円)だ」と主張した。さらに、そもそも売却するつもりがないという。『デイリー・ミラー』が報じている。

 パイェはフランス代表として参戦したEUROで準優勝に貢献。特に開幕戦のルーマニア戦で劇的な決勝点を挙げて母国を救い、一躍時の人となった。先日発表されたEUROのベストイレブンにも選出されている。昨シーズン、ウエスト・ハムでブレイクを果たしていたが、EUROで“再ブレイク”したことで市場価値も高まっているわけだ。

 移籍のうわさが絶えず、ビッグクラブが狙っていると言われているパイェ。もっとも、サリバン氏はフランス代表MFの価値を「最低でも1億ポンド」だと考えつつ、「パイェは売り物ではない」と、オファーに耳を傾ける気はない。

「彼は才能あるプレーヤーだ。今現在、おそらく世界最高のフリーキッカーと言っていいだろう」

「もし誰かが移籍金の世界レコードを上回るような額を提示してくれば、我々も考えるだろう。一方に有利なオファーというわけではないからね。しかし3〜4000万ユーロ(約33〜44億円)なら、冗談みたいなものだよ」

 パイェは昨夏、マルセイユから約1070万ポンド(約15億円)の移籍金でウエスト・ハムに加入。活躍が認められ、今年2月には2021年まで契約を延長していた。

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