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レアル・マドリー、今夏6人のカンテラーノを他クラブに放出

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出場機会を与え成長を促す D・ジョレンテやマヨラルの活躍に期待

 レアル・マドリーは今夏、トップチームで出番のなさそうな若手選手を次々と他クラブに放出している。クラブはそういった選手たちに出場機会を与え、成長を促す方針だ。スペイン『マルカ』が伝えている。

 第一に移籍が決まったのは、MFオマール・マスカレルである。昨季スポルティング・ヒホンにレンタル加入していたマスカレルは、新たにフランクフルトと3年契約を結んだ。レアル側には買い戻しオプションが付けられている。

 DFディエゴ・ジョレンテはマラガに新天地を求めた。昨季ラージョ・バジェカーノにレンタル加入したD・ジョレンテはリーグ戦30試合に出場。ユーロ2016開幕直前にはスペイン代表としてデビューを飾った。レンタルで同選手を獲得したマラガに買い取りオプションは付けられていない。現時点で最もトップチームに復帰する可能性が高いとみられる選手だ。

 D・ジョレンテ同様に2シーズン連続で国内クラブにレンタルされることになったのはFWブルギ。昨季エスパニョールでリーグ戦27試合に出場した同選手は、今季ヒホンに1年レンタルで加わる。

 昨季ヘタフェにレンタルされていたMFアルバロ・メドランは、この夏バレンシアへと完全移籍を果たした。契約期間は2020年まで。だがレアルは22歳MFの買い戻しオプションを有している。

 DFヘスス・バジェホはフランクフルト移籍が決まった。2014-15シーズンに当時18歳の若さでサラゴサを1部昇格目前までけん引したCBを、昨年夏にレアルが獲得。さらに1年、レンタルという形でサラゴサでプレーした後、今度はフランクフルトに1年レンタルで加入することになった。

 ボルフスブルク移籍が秒読み段階に入っているFWボルハ・マヨラルは、今夏レアルが放出する6人目のカンテラーノとなりそうだ。ボルハは昨季ジネディーヌ・ジダン監督の寵愛を受け、トップチームでデビューを飾り、リーグ戦5試合(283分間)に出場した。D・ジョレンテと並び、将来的な復帰が期待されている。

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