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バルセロナを破ったのはレアル出身20歳MF「マドリーのチームメートも喜んでくれてるはず」

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バルセロナ相手に決勝ゴールを決めたレガネスMFオスカル・ロドリゲス

[9.26 リーガ・エスパニョーラ第6節 レガネス2-1バルセロナ]

 ここまで無敗のバルセロナに土をつけたのは最下位だったレガネス。価値ある決勝点を決めたのは、レアル・マドリーから今季ローンで加入し、この日がリーガ・エスパニョーラ初先発となった20歳だった。

「とても幸せだよ。初めてラ・リーガの先発でプレーして、バルセロナ相手に決勝ゴールを決めるなんて夢の話だ。でも、そんな良い相手に勝つことができたことは、僕たちをとっても強くしてくれるよ」(スペイン紙『マルカ』より)。

 FWオスカル・ロドリゲスに歓喜が訪れたのは、同点に追いついて約70秒後の後半8分。味方のスルーパスを相手DFジェラール・ピケが処理を誤ると、ゴール前に転がってきたボールに迷わず反応し、落ち着いたキックモーションでネットに流し込んだ。

 R・マドリーからやってきた20歳にとって、これがリーガ初ゴール。それも育ったクラブの宿敵相手の決勝点となった。「きっとレアル・マドリーのチームメートも喜んでくれているはずだよ」。この日、R・マドリーもセビージャ相手に不覚を取ったが、勝ち点で離されずに済む結果となった。

「これから決めるたくさんのゴールの一つ目になることを望むよ。大切なのはたくさんのゴールを決めるためのチームメートがいることなんだ」。そう先を見据えたヤングスターの活躍でレガネスは今季初勝利を記録し、降格圏を脱出。個人にとっても、チームにとっても、シーズンの大きな第一歩を踏み出す一戦となった。

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