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ウルブス戦勝利に安堵も、優勝争いに気を引き締めるクロップ「シティとの戦いが待っている」

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優勝争いに気を引き締めるユルゲン・クロップ監督

 リバプールユルゲン・クロップ監督が、チームの勝利を喜びながらも改めて優勝争いに気概を示した。

 21日に行われたウォルバーハンプトンvsリバプールの一戦は、0-2でアウェーのリバプールが勝利。首位リバプールはこれで暫定ながら、2位マンチェスター・シティとの勝ち点差を4に広げた。

 試合後クロップ監督は勝ち点3奪取も「とても難しい試合だった」とウルブス戦を振り返った。

「中盤をコンパクトにしてプレスを仕掛けたかったが、その陣形を保つのが難しかった。それにこの大雨がプレーを難しくさせる面もあったね。結果が伴って良かったよ。改めて、試合に向けた準備が重要だと痛感した」

「(モハメド・サラーの)先制ゴールは素晴らしかったね。とてもクールなシュートだったよ。いつものサッカーをすることが難しいピッチコンディションの中、最も良い結果が出せたと思っている」

 クロップ監督は次節以降についても「マンチェスター・シティとの激しい戦いがこれから待っているし、間違いなく厳しい状況が続く。新たなゲームプランを考えながらも、自分たちができる最高のプレーをしなければならない。そのため、クリスマス期間だって集中してトレーニングをしていく必要があるね」と述べている。

 リバプールはこれで年内、ニューカッスル、アーセナルとのホーム2連戦を残すのみとなったが、年明け1月3日にはシティとのアウェー戦という大一番が控えている。今季のプレミアリーグ優勝を占ううえで重要な一戦となることは間違いないが、クロップは王者シティ相手にどのような戦いを見せるのだろうか。

 リーグ戦無敗が続くリバプールにとって、まだまだ気の抜けない戦いが続きそうだ。

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