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ボーンマスGKが悪しき習慣に苦言「フットボールの雰囲気は下劣だと思う」

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GKアスミル・ベゴビッチが悪しき習慣に苦言

 ボーンマスに所属するボスニア・ヘルツェゴビナ代表GKアスミル・ベゴビッチが、フットボール界に蔓延する悪しき習慣に異論を唱えている。『The Athletic』で語った。

 2010年から2015年まで所属したストーク・シティでブレイクを果たしたベゴビッチは、2015年から2017年にかけてはチェルシーでGKティボー・クルトワの控えとしてクラブを支えた。その後、2017年にボーンマスに移籍し、昨季にはプレミアリーグ24試合に出場している。

 2005年にボーンマスのトップチームに昇格して以来、長らくイングランドでの戦いを続けるベゴビッチは、フットボール界の悪しき習慣に苦言を呈した。

「ほとんどのスポーツイベントでは、5万人の人々がレフェリーをクソ野郎と呼ぶことはない」

「これは(フットボールに)固有のものだ。私は他のすべてのスポーツを観戦する。そうだ、それはとても手間がかかることだ。フットボールでは、何千人もの人々が集まって1人の人物の悪口を言うんだ」

 また、ベゴビッチは、フットボールスタジアムの雰囲気がとても子供たちに見せられるものではないと感じているようだ。

「フットボールの雰囲気は下劣だと思う。僕は自分の子供たちを試合に連れて行かない。僕自身も、応援したり観に行ったりする友人がいなければ試合に(観戦しに)行くことはない。ファンと一緒に座ることはないんだ」

「僕には2人の子供たちがいる。みんなが使う言葉、口汚い罵り……。子供たちがある試合に行ったとき、僕の娘が『パパ、なんでこの男はパパの悪口を言っているの?』と疑問を投げかけてきた。彼女たちは1人前になりかけの時にそれを聞くんだ。『だめだ、これ以上こうする(試合観戦に連れて行く)ことはできない』と思ったね」

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