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ミランCEOを批判の幹部ボバン氏、解任の可能性…マルディーニ氏らの去就にも影響?

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ミランは幹部のズボニミール・ボバン氏を解任か

 ミランのチーフ・フットボールオフィサーを務めるズボニミール・ボバン氏が2日、イヴァン・ガジディスCEOと話し合いを行うと、イタリア紙『コリエレ・デラ・セーラ』が報じている。

 ミランは今シーズン、マルコ・ジャンパオロを迎えてスタートを切ったが成績は低迷。昨年10月に指揮官解任へ踏み切り、ステファノ・ピオリの下で再起を図った。1月の移籍市場では、元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチを獲得。成績は暫定7位まで持ち直し、ヨーロッパリーグ出場圏内のナポリとは3ポイント差に迫る。

 そんな中、ミラン首脳陣の間で深刻な対立が生じている。発端となったのはガジディスCEOの行動。来シーズンに向けて、テクニカル部門の幹部に意見を問うことなく、ライプツィヒ指揮官ラルフ・ラングニック氏と接触した。ボバン氏は先日、『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューにおいて、ミランCEOを批判。「連絡がなかったのは敬意を欠くものであり、エレガントではない。ミランらしくない」などと語ったほか、来シーズンの予算や計画を知らされていないことにも不快感を示していた。

 イタリア紙の報道によれば、渦中の2人は2日に面談を行い、早ければ3日にもボバン氏の去就をめぐり決断が下されるとみられている。ミランはボバン氏を解任する意向だが、それが即日の解任となるのか、チームへの影響を考慮してシーズン終了後となるのかは不透明となっている。さらに『スカイスポーツ』は、ボバン氏の解任となれば、パオロ・マルディーニTD(テクニカルディレクター)やフレデリック・マッサーラSD(スポーツディレクター)の立ち位置にも強い影響を与えるとして注目している。

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