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「メッシはペップ時代のレベルに達していない」アヤックス指揮官が指摘

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リオネル・メッシジョゼップ・グアルディオラ監督

 アヤックスのエリック・テン・ハーグ監督は、バルセロナリオネル・メッシについて語った。

 2004年のファーストチームデビュー以降、バルセロナで数々のタイトルを獲得するメッシ。選手個人としても、史上最多となる6度のバロンドールを受賞するなど、フットボール界の頂点に長年にわたり君臨し続ける。

 ジョゼップ・グアルディオラ監督が指揮した2008年からの4シーズン、メッシは3度のラ・リーガ優勝や2度のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)制覇を手にし、バロンドールにも2009年から4年連続で輝く。しかし、同指揮官が退任して以降の8シーズン、アルゼンチン代表FWは5度のリーグ制覇を成し遂げた一方で、CL制覇は1回、バロンドールも2回の受賞に留まる。

 これを受け、昨シーズンにアヤックスの躍進を支えたテン・ハーグ監督はオランダ『Voetbal International』でメッシについて「メッシはリーダーのうちの1人だけではなく、チームのためにプレーし、その結果誰よりも優れた選手だった」と話すも、グアルディオラ監督退任後は以前のレベルに達していないと指摘した。

「近年、バルセロナはヨーロッパでそれほど勝てていない。メッシは依然として優れているが、時折下限までパフォーマンスが落ちる。グアルディオラ時代にはありえなかった」

 また、バイエルンBチームの指揮官時代にファーストチームを率いるグアルディオラ監督の姿を見てきたテン・ハーグ監督は「彼は肝が据わっている。彼はあえて先駆的で、革新的なことをやろうとする男だ」と評価した。

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