マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドである元イングランド代表DFギャリー・ネビル氏が、同クラブのU-21イングランド代表FWメイソン・グリーンウッドへの期待を口にした。

　ユナイテッドアカデミー出身のグリーンウッドは、昨年の3月に17歳156日でトップチームデビュー。そこから今シーズンはオーレ・グンナー・スールシャール監督の下でさらに出場機会を増やしており、公式戦38試合に出場して14ゴール4アシストの成績を残している。

　G・ネビル氏は、18歳ながらもインパクトを残しているグリーンウッドの将来性の高さについてイギリス『スカイスポーツ』で言及。その理由として、メンタル面での成熟を挙げた。

「今後の2～3年は、クラブのユースシステムとそこから選手を引き上げることが重要になってくると思う。契約に関して難しい時期になっていくと思うし、若い選手にとってはトップチームでのチャンスが増えていくだろう」

「メイソン・グリーンウッドは規格外の選手だ。今の年齢だと、当時のマーカス・ラッシュフォードと同等だと思う。彼は、あの年齢にしては精神的に落ち着いているし、良い気質がある」

「マンチェスター・ユナイテッドは、本物のスターを手にしたと思う。以前には間違えたこともあった。アドナン・ヤヌザイのような選手を思い起こすこともあるだろう。私は彼がワールドクラスになると思っていた。でも、グリーンウッドは本物だよ」

　同じくユナイテッドユース出身のヤヌザイは、デイビッド・モイーズ監督が指揮していた2013年にトップチームデビュー。しかし、ハイパフォーマンスを継続することはできず、2017年にはソシエダへと完全移籍している。

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