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新型コロナ第2波に備え、イタリアでは“プランB”を準備…再中断の場合はプレーオフ実施へ

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イタリアが“プランB”を準備

 イタリアサッカー連盟(FIGC)は、再びセリエAが中断された場合に備え、プランBを準備するようだ。

 ヨーロッパの中で真っ先に新型コロナウイルス感染が広がり、甚大な被害を出したイタリア。3月9日にヨーロッパ5大リーグの中で最初にリーグ戦の中断を決断した同国だが、状況が改善する中、20日のリーグ戦再開が決まったている。

 しかし、新型コロナウイルス第2波への警戒が続く中、FIGCは再度中断を余儀なくされた場合に備え、異なるシナリオを用意する模様。ガブリエレ・グラビーナ会長は、8日の会議の後にもう1つの計画について語った。

「リーグ戦が中断した場合、UEFA(欧州サッカー連盟)が求めていたように、プレーオフを用いたシーズン完結のための新たなフォーマットを計画する。ミニトーナメントは、いつだってアルゴリズムによる順位決定よりマシだ。もちろん、このプランを必要としないことを望んでいるが、レガ・セリエAもこれに賛同し、最悪の場合のシナリオを受け入れた」

 FIGCによると、7月10日までにリーグ戦が再び中断された場合、ミニトーナメントによるプレーオフを実施。一方で、それ以降に中断された場合は、ホームゲームとアウェーゲーム、それぞれで獲得した勝ち点の平均により算出された数値に残り試合をかけた加重平均のアルゴリズムを用いて最終順位を確定することになるようだ。

 なお、再中断となった場合、セリエAとセリエBにこのフォーマットが適応されるが、セリエCはこのまま打ち切りとなる。

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