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計24人によるPK戦を制しEL出場決定のミラン指揮官「苦しみのない勝利はない」

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 ミランの指揮官ステファノ・ピオリが、1日のヨーロッパリーグ(EL)リオ・アヴェ戦終了後、記者会見に出席し、本戦出場決定に安堵した。

 ミランは1日、ELプレーオフでリオ・アヴェと対戦。スコアレスドローで試合を折り返すと、DFアレクシス・サレマーカーズのゴールで先制した。しかし72分に同点に追いつかれて延長戦に突入すると、91分に失点してリードを奪われた。それでも延長戦終了間際にMFハカン・チャルハノールがPKを沈めて土壇場にPK戦に持ち込んだが、PK戦も5人で決着がつかずに2巡目まで突入。ミランが9-8で辛くもグループステージ進出を決めた。

 ミラン指揮官ピオリは、長時間に及んだ熱戦を振り返りつつ、目標達成を喜んだ。

「勝利に近づいた後、一瞬で敗色濃厚になるなど、感情をコントロールするのは難しい。PK戦では興奮したが、難しい相手に勝利することができて非常に嬉しい。我々はシーズン最初の目標を達成することができた。苦しまずに勝利することはできない。非常に若いチームを相手に、特に精神面での強さを示すことができた。何人かの選手にとって、ヨーロッパの舞台は初めてだったが、結果には非常に満足している」

「疲労はあるが、素晴らしい結果を手にすることができた。予選を通過することが重要であったわけであり、これから疲労回復していくことは問題ではない。それに我々は無敵ではないので、負けることもあるだろう。また勝利した一方で、改善していくべき点も自覚している。高いレベルでの競争力を目指していかなければならない。今夜よりもっと上手くできるはずだ」

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