beacon

武藤がネット揺らすも2戦連発は幻に…乾も先発したエイバル、ホームでバレンシアとドロー

このエントリーをはてなブックマークに追加

FW武藤嘉紀は2戦連発ならず

[12.7 ラ・リーガ第12節 エイバル0-0バレンシア]

 ラ・リーガ第12節が7日に行われ、MF乾貴士とFW武藤嘉紀の所属するエイバルはホームにバレンシアを迎え、0-0で引き分けた。乾は2試合連続で先発出場し、後半25分に途中交代。3戦連続スタメンの武藤は後半38分までプレーしたが、加入後初ゴールを記録した前節ベティス(○2-0)に続く得点は挙げられなかった。

 エイバルは4-4-2の布陣で臨み、乾は右サイドハーフ、武藤は2トップの一角でスタート。前半から押し気味にゲームを進めると、前半10分に左サイドのMFブライアン・ヒルのクロスからゴール前の武藤が右足でネットを揺らす。だが、トラップの際にハンドがあったとして、得点は認められない。

 前半33分には乾が右のハーフスペースでパスを受け、右足で正確なクロスを送る。相手に阻まれてPA内中央の武藤には合わないが、左に流れたボールをMFエドゥ・エクスポジトが折り返し、FWキケ・ガルシアが左足でゴールを狙う。しかし、GKハウメ・ドメネチにセーブされた。

 さらに前半39分、自陣でボールを奪った武藤が高速ドリブルで中央突破。スピードに乗ったままPA手前左にパスを出し、エクスポジトがカットインから右足を振り抜くが、シュートはゴール右上に外れる。前半はそのままスコアレスで終了となった。

 後半も攻勢を続けるエイバル。開始5分に右サイドの乾がクロスを入れると、DFロベル・コレアが触ってPA内中央のK・ガルシアへ。フリーでのシュートチャンスだったが、K・ガルシアは大きく枠を外してしまった。

 ゴールが遠い展開の中、後半8分にはバレンシアMFウロシュ・ラチッチの強烈なミドルシュートを浴びるも、GKマルコ・ドミトロビッチが好反応。左手で触ったボールはクロスバーを叩いた。

 エイバルはその後も均衡を破れずにいると、後半25分に乾、同38分に武藤を下げ、MFアレハンドロ・ポソとFWセルヒ・エンリチをそれぞれ投入する。チームは同44分にヒルの右CKからエンリチのヘディングが枠の右角に当たるなど、最後までゴールに迫りながらも0-0で終了のホイッスル。今季初の連勝こそ逃したが、4戦無敗(1勝3分)となった。

●海外組ガイド
●ラ・リーガ2020-21特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP