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「C・ロナウドは不発でも決定的。イブラのPKは呪いに」伊メディアが“ビッグ3”を分析

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 ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドらセリエAを代表するビッグクラブのエースについて、イタリアメディア『スカイスポーツ』が第20節のパフォーマンスを分析した。

 ミランの39歳FWズラタン・イブラヒモビッチは、26日のコッパ・イタリア準々決勝のミラノダービーにおいて、因縁の相手であるインテルFWロメル・ルカクと顔を突き合わせて罵り合いに発展。一方、C・ロナウドはスキーリゾート地クールマイヨールへプライベートで旅行し、新型コロナウイルスの規制違反が疑われるなど、3選手ともに週末の第20節を前に物議を醸した。

 そんな中イタリアメディアは、第20節において3選手の「ピッチでの答え」に注目。「ミラン(ボローニャに2-1)、ユーベ(サンプドリアに2-0)、インテル(ベネベントに4-0)ともに納得できる勝利を手にしたが、個人レベルにおいては全員が同じ結果を得たわけではない」と述べ、パフォーマンスを振り返った。

 まずはイブラヒモビッチ。「ボローニャでの再出発の日、スウェーデン人選手はすぐに名誉挽回のチャンスがあった」と26分のPKについて指摘したが、これは失敗に。今季8回中5度目の失敗に「もはやPKは呪いのようだ」とコメントした。しかし「メンタル面においてPK失敗という重荷を背負うことになったが、彼の復帰によってミランはより輝きを取り戻し、ゴールチャンスも生まれた」と見解を示した。

 一方、C・ロナウドについては「直近の4試合でわずか1得点とあり、挽回を期待していたが、ユーベは彼の得点がなくても勝利を収めた」とコメント。「ゴール前での断食期間は延長したが、得点シーンではいずれも決定的な役割を果たした」との見解を示し、「断食中だがゴールを演出する」と一定の評価を与えた。

 最後に「11分間でドッピエッタを記録した」ルカクのパフォーマンスを分析。「完全に試合に入るために、チームメートに対してよりリスペクトを払っていた。シーズン公式戦20得点目を記録し、クレイジーなほどの得点力だ」と振り返った。

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